🎤 オープニングトーク
会長のOさんのオープニングトークからスタート。「家事を2日に1回やるような男になりたい」という身近な目標を掲げました。 今日の言葉に選ばれたのは「ポジティブ」。何事も前向きに捉え、行動を維持していこうというメッセージが、その後のスピーチ全体を貫くキーワードとなりました。
🎙️ 準備スピーチセッション
Hさん「『楽しむ』秘訣」
一人目のスピーカーはHさんです。Hさんは今回のスピーチ作りに難航したようで、男梅サワーの飲みながら、お酒の力を借りてスピーチを考えたようです(笑)一口目からそれまで詰まってたアイデアが次々と溢れ出し、自分が本当に話したいことに立ち返ることが出来たようです。
ランニングを始めた経験をもとに、新しいことを継続するための「楽しむ工夫」について語られました。
1年ほど前に友人に誘われて新宿の公園で走り始めたのがきっかけで、現在は週に1回のペースで継続しているようです!
当初は1kmを7分ほどで走っていましたが、現在は1km6分のペースで10kmを走れるまでに成長しました 。
走り終えた後の達成感が最大の喜びであり、特に「最初の水分補給を水ではなくビールにすること」で得られる、マクドナルドを食べた時のような背徳感が最高だと語りました 。
Hさんが分析した、物事をやめずに続けられる理由は以下の3点です。
- SNSでの刺激と可視化 : Apple Watchとスポーツ系SNSを活用し、走った距離やルートを自動投稿。他人の活動を見ることで「自分も負けられない」という意欲を維持しています 。
- 「形から入る」モチベーション : 街中のスポーツ用品店でかっこいい靴やウェアを物色し、それを使う自分をイメージしてワクワクすること、そして実際に購入して「使うために走る」状況を作っています 。
- 接触頻度を意図的に増やす : 物事を楽しむ秘訣は、対象への「接触回数」や「時間」を増やすことだと結論付けました。知識が深まることで新しい面白さが見つかると述べています 。
接触を増やすことで、今よりも深い世界やポジティブな影響が待っていると締めくくりました 。
最後に、「何かやりたいことがあれば、SNSで有名な人をフォローするなど、簡単なことから日常の接触機会を増やしてほしい」と継続のコツを教えていただきました。
Tさん「パンドラの箱」
Tさんは、日本に放置されたバイオ関連の旧研究施設を調査した内容を、スライドを交えて発表されました。このテーマは、AIとの何気ない対話の中で、「日本のBSL-4(最高レベルのバイオセーフティ施設)は足りているのか」という疑問を持ったことが調査のきっかけでした 。
現在、日本で稼働しているBSL-4施設は非常に限られており、もし有事があればエボラウイルスなどの恐ろしいウイルスに対抗できなくなるという危機感からパンドラの箱が開きました 。
BSL-4より一段階下の「BSL-3(狂犬病など、かなり危険な病原体を扱えるレベル)」について調べる中で、かつて存在した「しげた動物薬品工業」という会社に辿り着きました 。
この会社は2008年に社長が逮捕され破綻しましたが、その後11年以上も研究所が廃棄状態のまま放置されているという実態を明らかにしました 。
驚くべきことに、この施設は現在「誰でも入り放題」の状態であり、海外の廃墟マニアがYouTubeに動画をアップするなど、世界的な観光名所のようになっているという衝撃的な事実を指摘しました 。
この現状を、1987年にブラジルで発生した「ゴイアニア被爆事故(放置された放射線源を住民が持ち出し、被爆した事故)」と比較しました 。
「閉鎖後の放置」「危険物の存在」「誰でもアクセス可能」という構造が全く同じであり、これまでに被害が出ていないのは「ただ運が良かっただけ」であると警鐘を鳴らしました 。
パンドラの箱は、最後に「希望」が残る物語ですが、Tさんの場合は「これからこの問題を調査し続けなければならないというタスクの山」が残ったとユーモアを交えて締めくくりました 。
Iさん「頑張らないように頑張る」
Iさんのスピーチは、「頑張らないように頑張る」という一見矛盾したタイトルで、トーストマスターズ入会1年目の節目にふさわしい継続の秘訣について語られました。
新年の抱負が三日坊主で終わってしまうのは、努力不足ではなく「仕組み」の問題であると指摘しました 。モチベーションは陸上に例えるなら「短距離走」であり、すぐに息切れしてしまうものです 。一方で、目的の達成や人生は「マラソン(長距離走)」であるため、気分やモチベーションという不安定なものに頼ること自体が、構造的に失敗する原因であると解説しました 。
努力を努力と思わずに続けるための「習慣化」と「環境作り」について、自身の成功体験を共有しました。
ダイエットの成功例:
- 去年の夏から10kgのダイエットに成功しましたが、これも「頑張った」わけではなく2つのルーチンを淡々とこなした結果です 。
- 記録のタイミング:毎朝トイレの後に体重を測ること 。
- 先手管理:食べたものを記録する「レコーディングダイエット」ではなく、「食べる前に記録する」ことで、摂取カロリーを事前に把握する仕組みを作りました 。
会長のOさんが「2日に1回掃除をする」という目標を立てたことに対し、「使い終わったらすぐに片付ける」というルーチンにすれば、そもそも「掃除」という大きな努力をせずに済むと提案しました 。
最後にタイトルの意味を回収し、「モチベーションに頼って頑張るのではなく、頑張らなくても続く『仕組み』や『環境』を考えること自体を頑張る」というメッセージで締めくくりました 。
テーブルトピックス
準備スピーチの次は、瞬発力と構成力を養う即興スピーチ(テーブルトピックス)のセッションです。今回はYさんの司会のもと、新年にちなんだテーマ大いに盛り上がりました!
1. 2026年の目標(習慣)
- 回答者: Iさん
- 内容: 10回連続で懸垂ができるようになりたいと宣言されました。10年前に懸水マシンを買ったものの、現在は洗濯物干し場になっているという「あるある」を話されました(笑)。家族に「これは懸水マシンなんだ」と宣言し、自分を追い込むことで三日坊主を防ぐ作戦です
2. 2026年に辞めたいこと
- 回答者: Tさん
- 内容: 「スマホをいじること」を絶対にやめたいと語りました 。タイマー式のスマホ封印ボックスを購入し、寝る前から翌朝11時までは物理的に触れないようにしています 。この習慣により、一番大事な朝の時間にレポートや就活の準備に集中できるようになったそうです 。
3. 初詣に行ったら何をお願いしたい?
- 回答者: Kさん
- 内容: 具体的な野望よりも、まずは「家族の安全と健康」を一番に願うと述べました 。高齢の親の介護など現実的な世代背景に触れつつ、「夢を叶えるのは自分の努力、健康など不可抗力なものは神頼み」という深い人生観を共有しました 。
4. おせち料理で好きなものは?
- 回答者: Hさん
- 内容:実はおせち自体はあまり食べず、年越しそば派であると告白しました 。毎年お正月にはスキー(野沢温泉や志賀高原)に行くのが恒例で、そこでお酒を飲みながら仲間とワイワイ過ごす「野沢の時間」が、自分にとっての最高のお正月だと語りました 。
5. 去年の自分を漢字一文字で表すと?
- 回答者: Hさん
- 内容:昨年の漢字は「柔軟」の『柔』です 。職場での上司の交代や担当サービスの終了といった大きな環境変化がありましたが、翻弄されることなく穏やかに過ごせたためです 。今年はもっと攻める姿勢を持ちたいとして、『挑』という字を目標に掲げました 。
6. 死ぬ前に見たい!と思う映画は?
- 回答者: Iさん
- 内容:SF映画の『ディープ・インパクト』を挙げました。単なるパニック映画ではなく、極限状態での「家族の絆」を描いている点が魅力とのこと 。20回以上は観ているほど好きで、大切な人に思いを伝えることの重要性を考えさせられる作品だと熱弁しました 。
準備時間ゼロとは思えない、論理的かつ個性的な回答が次々と飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。テーブルトピックスは、考える力と表現力を同時に磨ける、トーストマスターズの醍醐味の一つです。
🏆 本日の受賞者
ベスト論評賞 Kさん
ベストテーブルトピックス賞 Hさん
ベスト準備スピーチ賞 Iさん
例会(ミーティング)のご案内
例会の様子が気になった方はぜひ、お気軽に見学にお越しください!


