第433回例会ブログ

例会記録

🎤 オープニングトーク


今回の会長オープニングトークは、人は特に男性は30歳に入ると試練な生活に突入すると聞いたという話をされました。最近、職場でその試練に直面しているらしく、他人の指示に従うだけでなく、自分の価値観や理念と異なる場合は、自分の考えを持って行動することが大事だと気付いたようです。結果がどうなろうと、若い時に失敗しても構わないので、責任とリスクを負って進めたい。皆さんもぜひ自分の意志で試練を試してみてほしいと熱いメッセージを伝えました。

🎙️ 準備スピーチセッション

Kさん「そば例会と登山例会」

Kさんは5月に開催されたそば例会の報告と10月に開催予定の登山例会の案内について話されました。そば例会は、当初登山例会の予定でしたが、当日の天候が微妙だったため、登山を中止にすることにしました。御岳山までのバスを逃してしまったようで、公民館付近でお昼ご飯を食べたようです。普段は2時間も並ぶ大人気のお蕎麦屋さんがその日は並ばず入店でき、美味しいお蕎麦を堪能されました。蕎麦屋での滞在が長くなってしまい、次のバスまで1時間半のビハインドが発生。「そういえば元々そば例会でしたよね」ということに気づき、蕎麦を堪能したところで一応目標は完了?(笑)元々の目的地だった日の出山の御嶽神社を目指すことに。ケーブルカーで移動し、景色を楽しみながら御嶽神社まで登山しました。

10月での登山例会では、次こそは日出山に登ると登山表明をされました。参加者はカップラーメンを持ってくるように呼びかけ。Kさんはバーナーと水は持参するため、頂上でカップラーメンを楽しめるとのこと。

登山成功をお祈りしております!

Yさん「腸が脳を支える」

Yさんは、最近健康を意識しているとのことで、腸活について具体的な実践方法について話されました。このテーマにした理由は、祖母が認知症で苦労する姿を見ていたため、予防に関心があるという事と、前回の例会でIさんの非常用トイレのスピーチが役に立つと感じ、自分も聴衆の役に立つ情報を提供したいと考えたようです。

腸は「第2の脳」と呼ばれ、神経細胞は脊髄より多いようで、腸と脳は瞑想神経で繋がっており、緊張するとお腹が痛くなるのはこのためだそうです。情報の90%は脳から腸に送られ、セロトニンの90%は腸で作られる。腸内環境の改善は、うつ病の予防・回復や認知症(アルツハイマー型)のリスク低下に繋がるとのこと(腸内細菌の乱れが炎症を起こすため)。

Yさんは毎朝、バナナ、ヨーグルト、ブルーベリーソース、アマニ油を混ぜて食べているようです。アマニ油は、コーヒーなどに混ぜると油っぽいが、ヨーグルトに混ぜると気にならないというとても参考になる情報も話されました。アマニ油は、認知症リスク低下、うつ病の改善、中性脂肪を下げたり、女性の皮膚の保湿改善にも効果があるみたいです。

非常用トイレの話に続き、生活に役立つスピーチありがとうございました!

テーブルトピックス

 即興スピーチのコーナーです。出されたお題に1〜2分で答える練習を通して、どんな場面でも対応できる瞬発力を養います。

今回のテーブルトピックスでは、「社会問題」をテーマに、賛否両論ある事柄について「反対派・賛成派の背景」を想像し、即興でお話しいただきました。

最初は、「クマを駆除せず守ろうとしている人たちの背景は何ですか?」というお題にKさんが話されました。Kさんは「クマといえば山、山といえば登山」という連想から、お題を自身の登山例会の告知に転換されました。10月に予定されている登山例会にて、景色やヤギの魅力、そして頂上でカップラーメンを食べるための準備について熱意をもってご紹介いただきました。特筆事項質問の意図を瞬時に自身の例会告知に繋げる、即興性とユーモア溢れるスピーチでした。

次に「体罰を賛成している人たちの背景は何ですか?」というお題に対して教師であるYさんが話されました。体罰を是とする背景には、やはり「言葉で伝えてもわからない」相手に対し、強制力をもって物事を理解させるという考えがある、と考察されました。しかし、現代社会では体罰は許容されず、その行為は恐怖政治に繋がるため、教育的効果は薄いというご意見も添えられました。体罰を肯定し続けてきた事例を挙げつつ、賛成派の視点に立って背景を分析いただきました。

次に「死刑に反対している人たちの背景は何ですか?」というお題に対してTさんが話されました。死刑制度に反対する理由として、主に2つの重要な背景を挙げていただきました。第一に「冤罪だった場合の取り返しのつかなさ」です。暴力による傷は回復しても、命を奪った後の過ちの回復は不可能であるという、根本的なリスクを指摘されました。第二に、「人が人を裁くことの傲慢さ・倫理的問題」です。人間には必ず間違いが起こり得るため、人が人の命の宣告を与えることは、宗教的・倫理的観点からも避けられるべきであると考察いただきました。

次に「最近の若い人たちが、会社の飲み会(2次会)に行かず直帰する背景は何ですか?」というお題に対してKさんが話されました。若者の直帰が増えた背景には、「個人の価値観や優先順位」の変化があるとの見解を示されました。かつては職場での付き合いが優先されましたが、現在は「睡眠を取りたい」「好きな人に会いたい」といった個人のやりたいことが優先されるようになりました。そして、現在の社会では、そのような個人の意思を尊重し、2次会を断っても否定されない空気が醸成されていると分析いただきました。

最後に「電子書籍が普及する中で、紙の媒体を好む人たちの背景は何ですか?」というお題に対してゲストであるKさんが話されました。紙媒体を好む背景には、電子機器では得られない五感に訴えかける要素がある、と考察いただきました。具体的には、本をめくる手触り、紙の匂い、そして手に持った重みやぬくもりといった、リアルな本から得られる体験を求めているということです。利便性は電子書籍に勝るものの、紙の媒体が持つワクワク感や情緒的な価値が、依然として多くの人に支持されている理由であると結論付けられました。

皆さん即興ながら、いずれの発表も社会問題や人間の行動原理について深く考えさせられる内容でした!

🏆 本日の受賞者

ベスト論評賞 Iさん

ベスト準備スピーチ賞 Yさん

ベストテーブルトピックス賞 Tさん

例会(ミーティング)のご案内

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